皆さん、こんにちは。
皆さんは、【空中タッチパネル】という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
読んで字の如く、空中にあるタッチパネルですが、昔は、近未来的な映画には、よく出ていましたよね。
日本では、長崎にあるハウステンボスの「変なホテル」にあるフロントで、2017年からチェックイン用に設置してあります。
この様に、実際は2017年から実用化されていますが、ハウステンボスに設置された当初は話題になりましたが、しばらく話題になっていませんでした。
それがこのところの【新型コロナウイルス】の影響により。なるべく物との接触を控える様になってから、俄然注目を浴びる様になりました。
この【新型コロナウイルス】との闘いにおいては、「触らない」というのは有効な手段の一つですので、この技術はこれからかなり身近たものになってくるかもせれません。
という事で、改めて今回は、
- 空中タッチパネルの仕組みは?
- メーカーはパナソニックなのかも調査!
- まとめ
の順にお伝えしていきます。
空中タッチパネルの仕組みは?
空中タッチパネルとは、タッチパネルが空中に浮かんでいる様に見える状態になりますが、それを実現させる為には、主に二つの技術が必要です。
それは、
- 空中にある様に見せる技術
- 空中をタッチした時に作動させる技術
この二つの技術が連動することによって、初めて【空中タッチパネル】になります。
まずは「空中にある様に見せる技術」ですが、人間の目の錯覚と言いますか、人間が物を見る構造上、こうすればこう見えるというのは、以前から解明されています。
昔から、「騙し絵」にある様に、平面なのに立体的に見えたり、実際は大きさが同じなのに、片方が大きく見えたりする図形などを見たことがあると思います。
この【空中タッチパネル】も、その目の錯覚を利用しているかと思いきや、実はこの映像は液晶画面から出る光を空中のある一点に集めて映し出している為、実際にそこに存在しています。
もう一つの「空中をタッチした時に作動させる技術」ですが、これはカメラ技術の進歩があります。
ここ最近、主に車の自動運転を実現させる為に進んできた、対象物を映像として捉え、認識する技術やセキュリテイの画像認識技術などが利用されています。
この二つ(物を空中に見せる技術と空間を認識する技術)の連動が出来ることによって、【空中タッチパネル】は可能になります。
前述の様に、既に長崎のハウステンボスにある「変なホテル」で実用化されていましたが、費用対効果の関係からか、中々普及していませんでしたが、最近の「新型コロナウイルス」によって、広まろうとしています。
私も、昔によく見たSF映画の未来の映像にワクワクしたことを憶えていますが、個人的には早くそうなって欲しいと思います。
pdc、空中タッチパネル。映像が浮かんで見えていて、でも触って操作できます。 pic.twitter.com/59jOfeB4Pv
— 中村伊知哉 (@ichiyanakamura) June 13, 2014
メーカーはパナソニックなのかも調査!
では、実際【空中タッチパネル】はどこの会社が作っているのかという事ですが、2014年にラスベガスで開催された世界最大級のコンシューマエレクトロニクス総合展「2014 インターナショナル・コンシューマ・エレクトロニクスショー(CES)」で、パナソニックが展示していました。
変なホテルの空中パネルは、写真の加工を手掛けるアスカネットが、電子部品商社の新光商事と共同開発したもので、その他三菱電機も2015年から開発を進めていたり、かなり競争が激しくなっています。
感染対策で 空中タッチパネル 普及しないかなぁ・・・
アスカネット 怪しくね?(持ち株)(^_^;) pic.twitter.com/QlH4WQRcVw— ぼーちゃんMETAL (@chanboota27) April 15, 2020
まとめ
いかがでしたか?
今回は、『空中タッチパネルの仕組みは?メーカーはパナソニックなのかも調査!』と題しましてお伝えしました。
以前からある技術が、何かのきっかけで広まる事は、よくある話ですが、【空中タッチパネル】も今回の新型コロナウイルスによって、普及する可能性を見せています。
映像を空中に浮き上がらせる技術と空中を認識する技術が組み合わさった【空中タッチパネル】は、既に商品化はされていますが、もっと身近な商品になっていくことが楽しみです。
パナソニックを始めとした、各社の競争によって、より早い普及を期待します!
いつもありがとうございます。
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